レジンテーブルに広がる小さな物語
エコロキアのレジンテーブル制作体験ワークショップには、毎回驚くほどユニークな感性を持った参加者が集まります。今回もまた、その一例を目の当たりにしました。
ある女性の作品は、直径50cmの円形レジンテーブル。海をモチーフにしつつも、そこに小さな冒険心や遊び心を込めた作品です。エイやお猿さん、鳥の巣まで配置し、さらにはポプラ材のゴツゴツとした部分に細長い巻き貝と目をつけ、まるでセイウチのような愛らしい表情を生み出していました。

こうした発想は、木材やレジンに日々触れている私にはなかなか生まれないもの。だからこそ、自分にはない感性に触れると「このワークショップを続けていて本当に良かった」と改めて実感するのです。
素材とアイデアの融合が生み出す表現力
木材の凹凸が生む生命感
今回の作品に使われたポプラ材は、表情豊かな杢目と凹凸のある質感が特徴。そこに小さな巻き貝や目を配置することで、自然の中から生まれた新しい生命体のように見えてきます。こうした素材の個性を活かす発想は、レジンテーブルならではの楽しさです。

小物が演出する可愛らしさ
エイやサルのフィギュア、鳥の巣のミニチュア、そして貝殻や小石。どれも小さな存在ですが、配置次第で作品全体のストーリーを豊かにします。レジンという透明なキャンバスの中に、小さな海の世界が再現されているのです。


次回はパープル系のレジンを流し込み
制作は全4回構成。今回で下準備が整い、次はいよいよ色付きのレジンを流し込みます。選ばれたのはパープル系のカラー。これがどのように全体を彩り、幻想的な海の物語を完成させるのか、今から非常に楽しみです。
レジンは透明感が特徴ですが、色を加えることで表現の幅が一気に広がります。深海を思わせる濃い紫、夕暮れの海を連想させる淡いラベンダー。色の濃淡やグラデーションが、作品全体の雰囲気を大きく変えていくのです。
レジンテーブル体験で得られるもの
レジンテーブル制作体験は、単なる「モノづくり」に留まりません。そこには以下のような魅力があります。
- 自由な発想を形にできる
木材の形に合わせ、どんな世界を表現するかは参加者次第。 - 自然素材と触れ合える
ポプラやモンキーポッドなど、普段なかなか触れる機会のない銘木を使える。 - 完成品が日常を彩る
自分で作ったテーブルは、インテリアの主役として活躍する。 - 感性の共有
他の参加者の作品を見ることで、新しい発想に触れられる。
こうした体験は、モノの完成以上に心を豊かにしてくれます。

