明日はいよいよけんしんビジネスマッチング。まだ準備中なのに胸が高鳴る
触れてもらう展示を目指して、急ピッチでワークショップを準備しています
いよいよ明日に迫った「けんしんビジネスマッチング」。
エコロキアとしては、レジンテーブルを展示するだけではなく、ご来場いただいた方に「実際にレジンに触れる体験」を楽しんでいただきたいという思いから、レジンを使ったキーホルダーやコースターの簡易ワークショップを企画していました。
SNSや画像では伝わらない“レジンの手触り”、“天然木がレジンの中で浮かび上がる立体感”、“光が通ったときに生まれる美しさ”は、実際に触れてこそ初めて分かるものです。小さな作品であっても、レジンに触れるだけでその奥深さが伝わり、レジンテーブルに興味を持っていただくきっかけにもなるはず。そんな思いを胸に、準備を進めてきました。
しかし本番前日にもかかわらず、試行錯誤が止まらない
ところが、計画通りにいかないのがものづくりの面白さ……でもあり、今回はまさにその“洗礼”を受けています。
本番前日の今日になっても、まだ思うようにUVレジンが硬化してくれず、アトリエでは小さな焦りと期待が入り混じった空気に包まれています。

普段使っている2液性レジンとはまったく異なる挙動に戸惑いながらも、「どうにか明日までに形にしたい」という気持ちで試作を続けています。不便な状況ほど工夫が生まれるのがエコロキアの性分。ギリギリまで諦めず、なんとか楽しめる体験を提供できるよう奮闘中です。
普段のレジンとはまったく違う。UVレジンの“別物っぷり”に驚く
2液性レジンとUVレジンは似て非なる“まったく別の素材”だった
レジンテーブルに使う2液性レジンは、混ぜてからじっくり硬化させるため厚みがあっても透明度が高く、家具制作に向いた非常に扱いやすい素材です。しかし今回のワークショップで採用した紫外線硬化型のUVレジンは、その特性も扱い方もまったく違います。

「レジン」と名前は同じでも、まさに別物。ほんの数ミリの厚みですら光が奥まで届かず、表面だけ固まって中が固まらない、という現象が何度も起きました。普段、数センチ厚のテーブル用レジンを扱っていると、こうした“薄い世界の難しさ”にはなかなか気づけません。素材が変われば常識も変わる。その奥深さと難しさに、あらためて向き合うことになりました。
時間との戦いの中で気づいた「硬化しない理由」
UVライトを当てても思うように硬化しない。
何度照射しても柔らかいまま。そんな状況が続き、さすがにおかしいと調べてみたところ、驚きの事実が判明しました。僕が購入して使っていたライトの照射波長は395nm。一方で、UVレジンの硬化に最も適した波長は365nmと405nm。つまり、最初から“レジンに合っていないライト”を使っていたのです。まさか波長が違うだけでここまで硬化しないとは思っておらず、「UVライトなら全部同じだろう」という認識が甘かったことを痛感しました。ものづくりにおける道具選びの大切さを改めて思い知らされる出来事でした。
慌ててAmazonで新しいUVライトを購入。本番前日にギリギリ到着
必要な波長を備えたライトを注文し、本当に届くのかドキドキ
必要な波長が違うと分かった瞬間、慌ててAmazonで対応するライトを検索。
365nm/405nmの波長を備えた機種を見つけてすぐに注文しました。幸い翌日配送に対応しており、なんとか本日中に間に合う予定でしたが、それでも届くまでの数時間は心配で落ち着きませんでした。イベント前日に「そもそも硬化できないライトを使っていた」という事実が発覚するあたり、なんとも僕らしいといえば僕らしいのですが、それでも焦りは隠せません。
無事に荷物が届いたときには、まるで救いのヒーローが現れたかのような気持ちになりました。
早速試してみるも、まだ完璧とは言えない不安
ライトが届いてすぐにテストを始めたものの、なにせ本番は明日。
今日のうちにすべての条件を試し、ベストな方法を確立できるとは限りません。実際に硬化速度や透明度、仕上がりの均一さなどを確認しながらも、「もっと良い方法があるのでは?」という思いが次々と湧いてきます。本来なら何日もかけて試したいところを、限られた時間の中でベストを尽くすしかありません。
焦りの気持ちを抱えつつも、「どうにか形にしたい」という気持ちで粘り強く作業を続けています。本番当日、うまくいくかどうかはギリギリまで分かりませんが、それもまたものづくりの醍醐味だと思っています。
本番は明日。完璧ではないけれど、だからこそ楽しんでほしい
今日までの試行錯誤もふくめて、体験そのものを楽しんでもらいたい
明日はとうとうけんしんビジネスマッチング本番。
正直、まだ不安も残っています。ですが、今日までの準備や試行錯誤はすべて「来てくださる方に楽しんでほしい」という思いから始まったものです。決して完璧ではなくても、「本当に硬化するのかな?」「どんなふうにできるんだろう?」というドキドキも含めて、来場者のみなさまに楽しんでいただけたら嬉しいです。
むしろ、こうした舞台裏を知っていただくことで、作品ができあがるまでの過程や、レジンの奥深さに興味を持っていただけるかもしれません。
ぜひお気軽に遊びに来てください。レジンに触れるきっかけになれば嬉しい
今回のワークショップは、誰もが気軽にレジンに触れられるよう準備しています。「レジンってこんな素材なんだ」「思ったより簡単!」「奥深いなぁ」といった驚きや感動を、ぜひ会場で体験していただきたいです。
そしてもちろん、エコロキアが制作するレジンテーブルの魅力もあわせて感じていただければ、本当に嬉しく思います。焦りながらも最後まで諦めずに準備を進めていますので、ぜひふらっと遊びに来てください。スタッフ一同、皆さまにお会いできることを心から楽しみにしています。

