ワークショップポプラレジンテーブル作品集樹種

岐阜から奈良へ。ポプラと向き合うレジンテーブル制作体験

ポプラの自然な凹凸に沿って広がるゴールドレジンのディテール ワークショップ
流し込んだ瞬間に現れる、予想もしなかった表情。 ポプラの瘤や入り皮に沿って、ゴールドのレジンが静かに広がっていきます。 完成を想像して選んだ色が、少しずつ現実になっていくこの工程は、何度見ても特別です。

遠方からでも参加する価値がある制作体験とは

岐阜県から奈良県御所市へ足を運ぶ理由

今回ご参加いただいているワークショップ受講者さんは、岐阜県から奈良県御所市までお越し頂いています。地図で見ても分かる通り、決して近い距離ではありません。
それでも「自分の手で、世界にひとつだけのレジンテーブルを作りたい」という想いを持って、時間と労力をかけて来ていただいています。レジンテーブルは既製品として購入することも可能ですが、制作体験には「自分で選び、自分で決め、自分で仕上げる」という工程そのものに価値があります。遠方からの参加だからこそ、一つひとつの工程を大切に味わい、木と向き合う時間がより濃密なものになるのです。

作品だけでなく“時間”を持ち帰る体験

制作体験ワークショップでお持ち帰りいただくのは、完成したテーブルだけではありません。
木材を前に悩んだ時間、色を選ぶために交わした会話、流し込みの瞬間の緊張感。そうした記憶すべてが作品に刻み込まれます。遠方から参加される方ほど「この時間を楽しみに来た」とおっしゃることが多く、完成品以上に制作過程そのものを価値として受け取っていただいています。

ポプラという木材が持つ独特の魅力

表情が読めないからこそ面白いポプラ材

今回使用している素材はポプラ。

ポプラ材のレジンテーブル制作でゴールドレジンを流し込む直前の作業風景
岐阜県から奈良県御所市まで。
決して近くはない距離ですが、それでも足を運んでいただき、じっくりと木と向き合う時間を楽しんでいただいています。
この日は「ブルーが王道かな」「ポプラにはグレーも合いそうですね」と話し合いながら、最終的にたどり着いたのがこのゴールド。
流し込む前の、この悩む時間こそが制作体験のいちばん贅沢な瞬間です。

ポプラは木目が素直な部分と、瘤(こぶ)や入り皮が激しく現れる部分が混在する、とても表情豊かな木材です。その反面、完成形を事前に正確にイメージするのが難しく、扱い手の判断がそのまま作品の良し悪しに反映されます。
だからこそ「難しいけれど面白い」「挑戦しがいがある」と感じる方が多く、制作体験では人気の高い素材のひとつです。

自然が描いた輪郭をどう活かすか

ポプラの魅力は、人がデザインしたものではない自然の輪郭にあります。

ポプラ材の瘤にゴールドのレジンが流し込まれたレジンテーブル制作途中のアップ写真
ポプラ特有の瘤(こぶ)と入り皮に沿って、ゴールドのレジンが静かに流れ込んでいく瞬間。
人工的にデザインしたものではなく、木がもともと持っていた凹凸や繊維の動きが、そのままレジンの表情として現れています。
完成後には研磨によって滑らかになりますが、この荒々しさと立体感は制作途中だからこそ見られる姿。
どこまで削り、どこを残すのか――仕上がりを左右する重要な判断が、この一枚に詰まっています。

直線や左右対称とは無縁で、偶然が積み重なって生まれた形。その輪郭をどこまで残し、どこにレジンを流すのか。削りすぎれば個性が消え、残しすぎれば荒々しくなりすぎる。そのバランスを探る工程こそ、ポプラを使ったレジンテーブル制作の醍醐味です。

レジンカラー選びは作品づくりの核心

王道のブルー、相性の良いグレーという選択肢

制作の中でも特に時間をかけたのが、レジンの色選びです。
「レジンテーブルといえばブルー」という王道の選択肢は確かに魅力的ですし、ポプラとの相性を考えるとグレーも非常にバランスの取れた色です。実際に他のレジンテーブルを見比べながら、「このポプラならどんな表情になるか」を二人で想像し、何度も話し合いました。

最終的にゴールドにたどり着いた理由

そうして悩み抜いた末に選ばれたのが、ゴールドのレジンでした。

型枠内でポプラ材とゴールドレジンを組み合わせたレジンテーブル制作途中の様子
木が持つ形は変えられない。
でも、どこにレジンを流し、どこを残すかは自分で決められる。
自然が生んだポプラの輪郭と、選び抜いたゴールドレジンが重なり合い、世界にひとつだけの構成が生まれています。

派手すぎると思われがちなゴールドですが、透明感を残した配合にすることで、主張しすぎず、ポプラの動きをなぞるような表現が可能になります。光の当たり方で表情が変わり、時間帯や照明によって全く違う印象になるのもゴールドならではの魅力です。

制作途中にしか見られない美しさ

流し込み直後に現れる“予想外”

レジンを流し込んだ瞬間、頭の中で描いていたイメージと実際の表情が少し違って見えることがあります。ポプラの凹凸や繊維の方向に沿って、レジンが想像以上に動くことも少なくありません。この「予想外」を楽しめるかどうかが、制作体験を楽しめるかどうかの分かれ道でもあります。

研磨前だからこそ残る荒々しさ

研磨や仕上げを行う前の段階では、レジンの縁や木の輪郭がより荒々しく残っています。
完成後には消えてしまうこの表情は、制作途中でしか見ることができません。ワークショップでは、この段階の写真をあえて残しておくことで、「ここからどう変わっていくのか」を後から振り返る楽しみも生まれます。

レジンテーブル制作体験の本当の醍醐味

悩む時間こそが一番楽しい

どんな作品になるのか分からないから不安」という声もありますが、実はその不確定さこそが制作体験の一番の魅力です。

色を選び、形を考え、完成を想像する。

この悩む時間があるからこそ、完成したときの喜びが何倍にも膨らみます。今回のように、色選びだけで何度も話し合う時間は、既製品を買うだけでは決して味わえません。

世界にひとつだけの理由を自分で語れる

完成したレジンテーブルは、見た目が美しいだけではありません。「なぜこの形なのか」「なぜこの色を選んだのか」を自分の言葉で語れる作品になります。
それは単なる家具ではなく、体験の結晶とも言える存在です。遠方から足を運んでいただいた分、その価値はより深く、長く残るものになるはずです。

完成はゴールではなく通過点

作品は使いながら育っていく

レジンテーブルは完成した瞬間が終わりではありません。

ポプラとゴールドレジンが組み合わさったレジンテーブル天板の全体像
まだ完成ではありませんが、この段階でしか見られない表情があります。
どんな作品になるのかを想像しながら悩み、選び、手を動かす。
そのすべてが、この一枚の中に刻まれています。

日常の中で使われ、光を受け、時には傷がつきながら、その人だけの表情に育っていきます。制作体験で生まれた愛着は、年月とともにさらに深まっていきます。

遠方でも「来てよかった」と思える体験を

岐阜県から奈良県御所市へ。距離だけを見れば大変かもしれませんが、それ以上の価値がある時間を提供できるよう、制作体験ワークショップを行っています。もし「いつか作ってみたい」と思っているなら、その“いつか”を一歩前に進めてみてください。
完成品以上に、忘れられない時間が待っています。

レジンテーブル制作体験ワークショップのご案内

「自分で作ったテーブルを、これから何年も使う」それは、既製品を選ぶのとはまったく違う体験です。
木材選びから形の決定、レジンの色選び、仕上げまで。完成形を想像しながら悩み、手を動かし、少しずつ形になっていく時間そのものが、作品の一部になります。
今回ご紹介したように、岐阜県などの遠方からご参加いただく方も少なくありません。
「距離はあるけれど、それでも来てよかった」
そう感じていただけるよう、少人数制で一組一組じっくりサポートしています。
ポプラ、モンキーポッド、カエデなど、個性豊かな無垢材をご用意し、レジンの色や仕上げも自由に選択可能。
世界にひとつだけのレジンテーブルを、体験ごと持ち帰ってみませんか。
制作体験は予約制となっています。日程や内容のご相談だけでも、お気軽にお問い合わせください。

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