木材の中には、一般的に知られていない珍しい樹種が存在します。そんな中、今回ご紹介するのは「パンガパンガ(Panga Panga)」という、極めて珍しい木材。
その名を聞いたことがある方は、おそらく木材に精通したプロか、こだわりの家具職人ではないでしょうか?パンガパンガは、アフリカ原産の硬質木材で、重厚感のある色合いと優れた耐久性が特徴。今回は、このパンガパンガを使ったレジンテーブルの可能性について深掘りしていきます。
パンガパンガとは?
どんな木なのか?
パンガパンガはアフリカのモザンビークやタンザニアに分布するマメ科の広葉樹で、タガヤサンにも似た濃いブラウンの色合いが特徴。木肌には黒に近いダークブラウンの縞模様が入り、個性的な表情を持っています。
同じマメ科の「ウェンジ」と混同されることもありますが、パンガパンガのほうが色が濃く、より硬質で重厚感のある木材です。
特徴的な木目
- 濃いブラウンとブラックの縞模様が美しく、杢目がはっきりしている。
- オイルを塗ることで深みのある漆黒に近い色合いに変化し、高級感が増す。
- 硬質で耐久性があるため、フローリングや家具、楽器の材料にも使われる。
レジンテーブル用のパンガパンガが入荷!
今回入荷したのは、サイズ43×420×1730mmのパンガパンガ材。
この板の魅力は、まるでサーフボードのような流麗な樹形。さらに、両耳(樹皮部分)が残っているため、レジンとの組み合わせで多彩なデザインが楽しめます。

デザインの選択肢は大きく分けて2つ。
ウッドリバー仕様(センターにレジン)
このまま中央でカットし、間にレジンを流すことで、波が流れるようなウッドリバータイプのテーブルに仕上げることができます。
パンガパンガの濃いブラウンに、ブルー系のレジンを流せば、まるでアフリカの大地に刻まれた湖のようなデザインに。
センター配置 + 両サイドレジン
もう一つの選択肢は、このままの形を活かし、センターにパンガパンガを配置し、両サイドにレジンを流し込むデザイン。
両サイドにクリアレジンを入れれば、まるで木が浮いているかのような幻想的な仕上がりに。反対に、ブラックやメタリック系のレジンを入れれば、モダンで都会的なテーブルに。
パンガパンガ × レジンの組み合わせアイデア
この木材の魅力を引き立てるために、どんなレジンカラーを選ぶかが重要。
- クリアレジンでナチュラルに
木の自然な質感を活かしたいなら、無色透明のレジンがベスト。パンガパンガの重厚な色合いがダイレクトに映え、シンプルながら存在感のある仕上がりに。 - ディープブルー × パンガパンガ
濃いブルーを使えば、アフリカの湖や夜空を連想させる幻想的なテーブルに。ウッドリバー仕様で流し込むと、木目のラインがまるで波のように見える。 - ゴールド or ブロンズ系レジンで高級感アップ
メタリックゴールドやブロンズを使えば、一気にエレガントな雰囲気に。ブラック×ゴールドの組み合わせは、まるで海外の高級インテリアのような印象に。 - ブラックレジンでシックに
パンガパンガのダークブラウンとブラックレジンの組み合わせは、まさに重厚感の極み。高級ホテルやラグジュアリーな空間にぴったりのモダンなデザインに仕上がる。
パンガパンガのレジンテーブルが似合う空間
この希少な木材で作ったテーブルは、どんなインテリアにも映える逸品。
- モダンインテリア → ブラックやゴールドのレジンと組み合わせ、都会的なスタイルに。
- アフリカンテイスト → 深いブラウンとブルーレジンで、大地と空を感じるデザインに。
- 和モダン → ダークウッド×シンプルなレジンで、落ち着いた空間にもマッチ。
パンガパンガ × レジンで世界に一つだけの作品を
パンガパンガはその希少性、美しい杢目、重厚な色合いから、レジンテーブルの素材としても魅力的な木材です。

このパンガパンガ材を使えば、一生モノのオリジナルテーブルが生まれるはず。
あなたなら、どんなデザインを選びますか?