ワークショップポプラレジンテーブル

レジンテーブル制作体験ワークショップを出張開催|藤井寺市・眞野工芸様での研修レポート

手作業でレジンテーブルの表面を磨き上げる様子 ワークショップ
電動サンダーを使わず、手作業で丁寧に磨き上げる実習

出張ワークショップで法人研修にも対応

エコロキアでは、奈良県御所市のアトリエを拠点に「レジンテーブル制作体験ワークショップ」を定期的に開催しています。しかし近年は法人様や団体様から「自社の研修の一環として体験させたい」「チームビルディングを兼ねて社内で開催できないか」といったご要望も多くいただくようになりました。

こうしたニーズにお応えし、私たちは出張形式でのレジンテーブル制作体験ワークショップを展開しています。先日はその一例として、大阪府藤井寺市に拠点を構える家具工房、眞野工芸様にお伺いし、新人スタッフ研修の一環としてレジンテーブル制作を体験していただきました。

今回、4回目はいよいよ仕上げの研磨工程。ポプラ材とクリアレジンを組み合わせた直径50cmのラウンドテーブルを完成形へ近づける、大切な工程に挑戦していただきました。

ポプラとクリアレジンの美しい融合を目指して

今回制作しているのは、ポプラの個性的な杢目と透明なレジンを組み合わせたラウンドテーブルです。ポプラ材のゴツゴツとした表情豊かな杢目は、樹木の生命力を感じさせる力強さがあります。その一方で、クリアレジンはガラスのような透明感を持ち、光を通すことで木目の奥行きをより際立たせます。

この両者が融合することで、世界にひとつだけの家具が生まれます。しかしその完成度を左右するのが、実は研磨の工程です。表面の凹凸を丁寧に整え、段階的に透明度を増していくことで、初めて「本物の透明感」と「艶やかな仕上がり」が実現します。

ポプラとクリアレジンのラウンドテーブルを制作

今回の課題は、ポプラ材とクリアレジンを組み合わせた直径50cmのラウンドテーブルです。自然の杢目と透明感のあるレジンが調和する作品を完成させるため、研修生たちは次のステップを踏みました。

  • トリマーによる縁の丸面加工
  • #40から#10000までの番手で両面をひたすら研磨
  • #400以降はあえて電動サンダーを使わず、手作業で丁寧に磨き上げ

この「手作業で磨き上げる」工程は、単に仕上げのためだけでなく、木とレジンの質感を自分の手で感じ取ることを目的としています。

縁をトリマーで加工する工程

トリマーによる丸面取り

仕上げ研磨の前に欠かせないのが、縁の加工です。今回はトリマーを用いて、ラウンドテーブルの縁を丸く削りました。四角いままでは硬く無骨な印象になりがちですが、縁を丸面取りすることで手触りが柔らかくなり、インテリアに置いた際の印象もぐっと上品になります。

レジンテーブルの縁をトリマーで加工する新人スタッフさん
トリマーを用いてラウンドテーブルの縁を丸く削り出す様子

作業中は木屑とレジン片が勢いよく飛び散り、周囲は粉雪のような状態に。新人スタッフの方々は初めて扱うトリマーにやや緊張しながらも、少しずつ縁が滑らかになっていく様子に感動していました。

レジンテーブルを固定して縁を加工する研修風景
クランプで固定したラウンドテーブルを丁寧に加工する様子

荒削りから番手を上げる研磨作業

#40から#10000までの道のり

次の工程は研磨です。まずは#40という粗い番手のサンドペーパーで、表面の大きな凹凸や気泡跡を削り落としていきます。ここでは大胆に削るため、レジンは真っ白に曇り「本当に透明になるのだろうか?」という不安を覚えるほどの状態になります。

レジンテーブルを研磨しながら表面を確認する新人スタッフさん
木部の艶が少しずつ現れていく過程を確かめる作業風景

しかし、その不安こそがこの体験の醍醐味です。番手を#60、#120、#240と少しずつ上げるごとに、曇っていたレジンが薄く透明感を帯び、木目の奥行きが徐々に見えてきます。まるで霞が晴れていくような変化に、研修生たちの表情にも驚きと期待が入り混じっていきました。

電動サンダーを封印して「手研磨」に挑戦

特に#400以降は、あえて電動サンダーを使わず全て手作業で研磨していただきました。効率だけを考えれば機械に任せる方が早いのですが、自分の手でレジンの表面を触りながら少しずつ滑らかになっていく感覚を確かめることで、仕上げへの理解と愛着が深まります。

レジンテーブルを細部まで磨く新人スタッフさんの手元
細部まで丁寧に磨き、透明感を高めていく研修風景

「電動と手作業ではどれほど違うのか」という疑問を体感することも、この研修の大きな目的のひとつです。

驚きと感動の共有

社長も半信半疑から納得へ

眞野工芸様の社長も、研磨が始まる前は「これが本当に透明になるのか?」と半信半疑でした。しかし、番手を上げるごとにテーブルが少しずつ光沢を帯び、木目が鮮やかに浮かび上がる様子を目の当たりにして「なるほど、こうして仕上がっていくのか」と納得の表情に。

研磨をする新人スタッフさんも、最初は力加減や研磨の方向に迷いながら作業していましたが、透明感が増すたびに「もっと綺麗に仕上げたい」という気持ちが芽生え、磨く手に自然と力がこもっていくのが伝わってきました。

透明感が増したレジンと杢目が美しいラウンドテーブル表面
杢目の立体感とクリアなレジンが際立つ完成間近のラウンドテーブル

この体験を通じて得られるのは単なる技術だけではなく、「手間をかけることの価値」を実感できることだと思います。

今回はここまで、次回はいよいよ最終仕上げへ

今回の研修では、縁加工から#10000番までの手研磨という重要な工程を体験していただきました。レジンが透明になっていく感動や、木目が鮮やかに浮かび上がる瞬間は、ものづくりに携わる人にとって大きな学びになります。

次回は、いよいよ仕上げの段階に入ります。

  • 木部に自然オイルを塗布して艶を出す
  • レジン部分をコンパウンドでさらに磨き上げる
  • 羊毛フェルトで最終仕上げを施す

この工程を経て、世界にひとつだけのラウンドテーブルが完成します。

法人・個人問わず出張開催可能です

今回の眞野工芸様のように、法人研修やチームビルディングの一環としてレジンテーブル制作体験を導入する企業様が増えています。社員同士が協力しながら作業することで、普段の仕事では見られない一面を知ることができ、職場の雰囲気改善やチーム力向上にもつながります。

また、個人の方でも将来的にレジンテーブル制作をビジネスにしたい方や、趣味として本格的に学びたい方にも最適です。6畳程度の作業スペースがあれば出張可能ですので、興味のある方はぜひご相談ください。

今回の研修で得られた学びと気づき

今回の藤井寺市・眞野工芸様での出張レジンテーブル制作体験ワークショップでは、縁加工と手研磨という最も根気が必要でありながら、完成に大きな差を生む工程を体験していただきました。

  • 番手を上げるごとに透明度が増す驚き
  • 木目が鮮やかに浮かび上がる感動
  • 手作業の大切さを実感する学び

この積み重ねこそが、世界にひとつだけの家具を生み出す基盤になります。

次回はいよいよ自然オイル・コンパウンド・羊毛フェルトによる最終仕上げ。完成した作品を手にする瞬間を、私たちも楽しみにしています。

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エコロキアでは、奈良のアトリエだけでなく、法人様や団体様のご要望に応じて出張形式のレジンテーブル制作体験ワークショップを承っております。
社員研修やチームビルディングの一環としてはもちろん、個人の方が将来的にビジネスとして学びたい場合にも最適です。
必要なのは6畳程度の作業スペースだけ。木とレジンを使ったものづくりを通じて、手間をかけることの価値と達成感を体験してみませんか?

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