レジンテーブル制作体験ワークショップへのご参加、ありがとうございました
本日は多くの方にレジンテーブル制作体験ワークショップにご参加いただき、誠にありがとうございました。参加者の皆さまがそれぞれの個性を活かしたデザインを楽しみながら制作に取り組む姿を見て、私たちも大変嬉しく思いました。
今回は4組の方にお越しいただき、最初の工程として樹種とデザイン、サイズを決める作業を行いました。それぞれの作品がどのように完成していくのか、今からとても楽しみです。

岡部さん:小さなPC台(300×600mm)
岡部さんは、コンパクトで使い勝手の良いPC台を作ることを目指して、ハゼノキを選ばれました。この木は珍しい黄色い色が特徴で、岡部さんもその独特な色味に惹かれたご様子でした。小さいながらも存在感のある仕上がりになりそうで、完成が待ち遠しいです。
矢内さん:ローテーブル(750×1350mm)
矢内さんはローテーブルをご希望され、スポルテッド杢が美しいトチノキを4枚並べるデザインを選ばれました。さらにホオノキの輪切りをワンポイントとして加えることで、唯一無二のデザインに仕上がりそうです。スポルテッド杢の模様がどのように活きるのか、次回のレジン流し込みが楽しみですね。
塚田さんご夫妻:ダイニングテーブル(750×1350mm)
塚田さんご夫妻は、モンキーポッドを使用した中サイズのダイニングテーブルをデザインされました。モンキーポッドの木目と落ち着いた色合いが特徴的で、今回の参加者の中では比較的オーソドックスなウッドリバータイプとなりますが、その分どんな空間にも馴染む長く使えるデザインになることでしょう。

また、グラインダーを使ってモンキーポッドの樹皮を剥く作業も体験していただきました。この工程では、木の素材感をより深く感じていただけたのではないでしょうか。
柳さん&舞さんペア:ダイニングテーブル大サイズ(750×1600mm)
柳さんと舞さんは、僕がいつか使おうと仕入れていた欄間を2枚使用して、大きなダイニングテーブルをデザインされました。
最近古民家に移住されたとのことで、欄間を活かしたテーブルはその新しい生活にぴったりのアイテムになるはずです。この欄間の独特な意匠がどのようにレジンと融合していくのか、完成が待ち遠しいですね。

次回は、いよいよレジンを流し込む工程に入ります。それぞれの皆さまが思い描いたデザインを形にするお手伝いをさせていただきますので、ぜひ引き続きお楽しみください。
ワークショップでは皆さまに木の選定や加工を体験していただき、素材の魅力を深く感じてもらえるよう心掛けています。一緒に過ごした時間が、テーブルを使うたびに思い出として蘇るような、そんな特別な作品を作り上げていただけたら幸いです。
改めて、本日はご参加いただきありがとうございました。
次回の作業もどうぞよろしくお願いいたします。