新幹線で新神戸へ!特別な一日の始まり
本日は東京からお越しいただいたお客様と、奈良のアトリエでレジンテーブル制作体験ワークショップを開催しました。
朝、新幹線で新神戸駅に到着されたお客様と待ち合わせ。
奈良へ向かうには新大阪駅の方が距離的に近いのですが、朝のラッシュ時に梅田を越える必要があるため、今回は新神戸駅でのピックアップとなりました。
ここから車で奈良のアトリエへ。道中、約1時間半の移動時間もワークショップの一部です。
これから共に作品を作り上げる仲間として、どんなデザインにしたいか、レジンテーブルの理想のイメージなどをお話しながら、期待を膨らませていきます。
木の選定から始まるレジンテーブル作り
アトリエに到着し、まずは第一工程の「木の選定」です。
レジンテーブルのデザインは、木の種類や配置で大きく変わります。
お客様と一緒に、「このオリーブが面白いですね」「こっちの木の方が色合いが好きかも」などと意見を出し合いながら、最適な木材を選んでいきます。
「どの木を使うか」だけではなく、
- どのあたりでカットする?
- レジン部分をどのくらいの割合にするか?
- 耳の部分の樹皮はどうするか?
など細かいバランスを考えながら決める作業は、まるでアート作品の構想を練るような時間。
お客様の好みやイメージを形にしながら、国産のナラ材を用いて納得のいくデザインを決めました。

寒波の中での型枠作り!制作の第一歩
木が決まったら、次は「型枠作り」に挑戦。
レジンテーブルの制作では、選んだ木材を固定し、レジンを流し込むための枠を作ることが必須。この枠がしっかりしていないと、レジンが漏れてしまったり、仕上がりが歪んでしまうこともあります。

寒波が訪れている奈良のアトリエ。冷たい風が吹き抜ける中での作業は決して楽ではありません。
それでも「この手間ひとつひとつが、完成した時の愛着につながるんです」とお伝えすると、お客様も「そうですね、楽しみながら頑張ります!」と意気込みを見せてくださいました。
ものづくりの醍醐味!手をかけた分だけ愛着が湧く
木の選定や型枠作りといった、テーブルとしての形すら見えない工程。でも、ここがレジンテーブル制作の一番大切な部分です。
「作る楽しみは、手間を楽しむこと」
そう実感していただけるよう、ひとつひとつの作業を丁寧に進めました。
今回のお客様も、最初は「うまくできるかな?」と不安そうでしたが、作業を進めるにつれて、
「こういう作業、普段はしないけど楽しいですね」
「こんなに考えて作るんですね、完成が楽しみです!」
と、ものづくりの魅力を感じていただけたようです。
次回はレジン注入へ!引き続き最高のテーブルを目指す
今日は木の選定と型枠作りまで。次回はいよいよレジンの注入作業に入ります。これからどんな風に仕上がっていくのか、完成までの道のりはまだまだ続きます。
手間をかけるほどに愛着が増すレジンテーブル。
一緒に制作する時間が、お客様にとって特別な体験となるよう、引き続きサポートしていきます。次回のレポートもお楽しみに!