レジンテーブルに使われる木材といえば、最近ではポプラやモンキーポッドなどが定番ですが、今回ご紹介するのは「オリーブ」。独特の樹形と個性的な杢目が特徴のオリーブは、レジンとの相性が抜群の素材です。

今回ご用意したのは、サイズ33×790×1200mmのオリーブ無垢材。
この一枚板には無数の穴が開いており、まるで大地に刻まれた時の流れを感じさせるような独特の風合いを持っています。どんなレジンカラーを組み合わせるのか、考えるだけで創作意欲が刺激される一枚です。
オリーブの魅力とは?
杢目の美しさ
オリーブの杢目は、波打つような躍動感があり、明るいゴールドから深いブラウンまで、独特のコントラストが楽しめるのが特徴です。さらに、年輪が非常に細かく、滑らかな質感を持つため、レジンと組み合わせることで高級感のある仕上がりになります。
風格を感じる樹形
オリーブの木は、長い年月をかけて複雑に成長するため、自然が生み出した唯一無二の形状を持っています。特に今回の一枚は、大小さまざまな穴が開いており、これをどう活かすかがデザインのポイントになります。
硬くて丈夫な木材
オリーブは非常に密度の高い硬質材で、強度があるため、テーブルや家具に最適。耐久性もあり、美しい状態を長く保てる点も魅力です。
レジンのカラーで魅せるオリーブの表情
穴の開いたオリーブ材は、どんなレジンカラーを選ぶかによって、仕上がりの印象がガラッと変わります。
- クリアレジンで木の個性を活かす
透明のレジンを流し込むことで、オリーブの自然な造形を最大限に活かし、まるで木が宙に浮いているような幻想的なデザインに仕上がります。 - ディープブルーで地中海をイメージ
オリーブは地中海沿岸の象徴的な木。そのルーツを活かして、深いブルーのレジンを流し込めば、まるで波間に揺れるオリーブの木のようなデザインが生まれます。 - メタリック系でモダンな印象に
ゴールドやブロンズ系のレジンを使用すれば、高級感のあるモダンなテーブルに。インダストリアルデザインとの相性も抜群です。 - ブラックレジンでシックに
黒のレジンを用いることで、杢目の模様が一層際立ち、シックで洗練された雰囲気のテーブルに。特にスタイリッシュな空間を演出したい場合におすすめです。
デザインの選択肢──一枚板か、センターリバーか?
今回のオリーブ材は両耳付き。つまり、このまま一枚板として使用することも、センターリバー仕様にすることも可能です。

一枚板スタイル
このままレジンを穴に流し込めば、オリーブの持つ個性を最大限に活かしたデザインになります。ナチュラルな仕上がりが好きな方には最適なスタイルです。
センターリバー仕様
中央でカットし、間にレジンを流すことで、流れるようなレジンのラインが美しいリバーテーブルに。よりアート性の高いデザインに仕上がります。
オリーブ×レジンのテーブルが生み出す空間
オリーブのレジンテーブルは、ただの家具ではなく、空間の主役になる存在。以下のようなスタイルにマッチします。
- ナチュラルモダン:木の温もりと洗練されたデザインが調和するインテリアに。
- インダストリアルスタイル:ブラックアイアンの脚と組み合わせれば、ヴィンテージ感のある空間を演出。
- 地中海風インテリア:ブルーレジンを使用すれば、爽やかでリゾート感のある空間づくりに最適。
オリーブ×レジンで唯一無二のテーブルを
オリーブ材は、その美しい木目とユニークな樹形によって、「世界に一つだけ」のレジンテーブルを作るのにぴったりの素材です。

特に、穴の開いたオリーブ材は創作意欲を刺激する存在。どんなレジンカラーを選ぶかで、仕上がりの印象が大きく変わるのも魅力の一つです。
あなたなら、このオリーブ材をどう料理しますか?
どんなデザインに仕上げるか考える時間も、ものづくりの醍醐味。レジンテーブル制作のワークショップでも、オリーブ材を使った特別な一枚を作ることができます。
自分だけの特別なテーブル、ぜひチャレンジしてみませんか?