レジンテーブルとは？木と樹脂が融合したアート家具の魅力

いま話題のレジンテーブル、その正体とは？

「レジンテーブル」と聞いて「あぁあの木とガラスの…」とか「あの木とアクリルの…」と言われることがよくあります。そんなワケで今回はあらためまして「レジンテーブル」とは何か、詳しく解説したいと思います。

近年、SNSやインテリアメディアを中心に注目を集めている「レジンテーブル」。
天然木とエポキシレジン（樹脂）を組み合わせたこのテーブルは、従来の家具にはないアート性と個性を持ち、多くの人を魅了しています。

木の自然な形や木目をそのまま活かしながら、透明もしくは着色されたレジンを流し込むことで、まるで自然の一部を閉じ込めたような、幻想的な仕上がりが特徴です。ひと目で惹きつけられるその美しさと、唯一無二の存在感は、ダイニング・リビング・店舗など、さまざまな空間にアートとして溶け込みます。

「世界にひとつだけの家具が欲しい」「部屋の主役になるテーブルを探している」という方に、ぜひおすすめしたいアイテムです。

レジンテーブルは、天然木（無垢材）と、エポキシ樹脂という硬化型の透明な液体素材を組み合わせて作ります。使用される木材は、モンキーポッド・オーク・ウォルナット・桜・ケヤキなど多岐にわたり、それぞれに異なる表情があります。

木材の隙間や割れ目にレジンを流し込んで硬化させることで、一体化した天板が完成します。レジンは透明度が高く、色を付けたりラメを混ぜたり、ドライフラワーなどを封入したりすることができるため、デザインの幅は非常に広いのが特徴です。

また、木の断面に沿って自由な曲線を描くことができるため、直線的な家具にはない柔らかさや奥行きを感じさせるデザインになります。無垢材の温もりと、レジンの透明感が織りなすコントラストは、まさに“暮らしの中のアート”です。

レジンテーブルがここまで人気を集めている背景には、以下のような魅力があります。

一点ものの美しさ：天然木はすべて異なる木目や形をしており、同じものは二つと存在しません。レジンの流れや封入物の配置も毎回変わるため、全てが世界に一つだけのオリジナル作品になります。
自由度の高いデザイン：レジンの色は透明・ブルー・グリーン・ピンクなど自由自在。ラメや顔料を加えてきらめきや深みを演出したり、花や石、金属片などを閉じ込めてアートのような表現も可能です。
高い耐久性と実用性：エポキシレジンは硬化すると非常に硬く、傷が付きにくく、耐水性にも優れています。表面を研磨・コーティングすれば、日常使いのテーブルとしても安心してお使いいただけます。
空間に映える存在感：レジンテーブルは、単なる家具ではなく空間の主役になります。飲食店やカフェ、美容室、ショールームなどでも使用されることが増えており、インテリアの格を引き上げてくれる存在です。