ワークショップシルバーウォルナット(クルミ / 胡桃)レジンテーブル

【驚くほどの透明感!】レジンテーブル制作体験ワークショップ第3回目・研磨編

ワークショップ

クルミの一枚板を中心に配置して両サイドにクリアを流し込んだレジンテーブルの制作体験ワークショップもついに第3回目。今回は、いよいよ研磨の工程に入りました!

ここからはひたすら磨く、磨く、磨く…透明なレジンの美しさを引き出すための根気のいる作業です。今回の受講者様は作業スペースをお持ちだったため、大阪府豊中市の場所をお借りしての実施。

大きな胡桃の一枚板を中央に配置し、両サイドにレジンを流し込んだデザイン。

仕上げ前の今は、レジン部分が乳白色に見えますが、ここから透明になるまでじっくりと磨き上げていきます。では、研磨の工程を詳しく見ていきましょう!

研磨の前に|形を整えて準備万端!

研磨に入る前に、まずはテーブルの形を整える作業からスタート。

  1. 四方をカットしてテーブルの形を整える
    レジンを流し込んだままの状態では、端にバリがあったり、サイズが均一でなかったりします。そこで、最初に四方をきれいにカットし、テーブルの形をしっかり整えました。
  2. 面取りで手触りを良くする
    次に、テーブルの角をなめらかにするための面取り作業。この工程をしっかりやることで、仕上がりの印象や手触りが格段に良くなります。

ここまでが研磨前の下準備。いよいよ本格的な研磨作業に入ります!

研磨スタート|透明感を引き出す根気の作業

研磨の基本は「番手を少しずつ上げていく」こと。

  1. オービタルサンダーで荒削り
    最初は電動のオービタルサンダーを使い、目の粗い番手#240からスタート。レジン表面のざらつきを削り、滑らかにしていきます。
  2. ひたすら番手を上げて磨く
    ここからはひたすら研磨作業。番手を徐々に上げながら、手を動かし続けるのみ!特に今回はレジンエリアが大きいため、より丁寧な研磨が必要でした。

【番手のステップ】

240番 → 320番 → 400番 → 600番 → 800番 → 1000番 → 1200番 → 1500番 → 2000番 → 2500番 → 3000番へ…

受講者様は集中して作業を続け、少しずつ透明感が増していく様子に驚かれていました。

ついに透明感が!2000番以上で見えてくる世界

研磨の番手を2000番以上に上げた頃から、明らかに変化が現れます。

2000番を超えたあたりから透明感を感じますね!

受講者様がそう言いながら、どんどん磨き上げていくと…驚くほどの透明感が現れます。この瞬間は、レジンテーブル制作の醍醐味のひとつ。最初は乳白色だったレジンが、手をかけるごとにクリアになり、まるでガラスのような仕上がりになっていきます。

受講者様の努力が形になり、研磨工程が無事終了しました。次回はオイル仕上げで完成!ここまででレジン部分の研磨は完了。
次回はいよいよ木部の仕上げとオイルフィニッシュの工程へ進みます!木材本来の美しさを引き出し、レジンとのコントラストをより引き立てる仕上げ。最後の仕上げまで丁寧に作業し、世界にひとつだけのレジンテーブルを完成させます。

どんな仕上がりになるのか、今から楽しみですね!

レジンテーブル制作は、単なるものづくりではなく、手をかけた分だけ美しくなるプロセスそのものを楽しめるのが魅力です。

次回の仕上げ編もお楽しみに!

タイトルとURLをコピーしました