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レジンテーブルのグラデーションはどう作る?関西・奈良で挑戦するブルーのアート体験

バーナーで気泡を除去しながらグラデーションを整えるレジンテーブル制作風景 コラム
表面の気泡をバーナーで除去し、レジンの流れと硬化をコントロール。温度管理がグラデーションの美しさを左右します。

レジンテーブル制作において、グラデーションの表現は最も難しく、同時に最も魅力的な工程です。
特に「深いダークブルーからクリアへと溶け込むようなグラデーション」を作り出すには、温度や硬化速度、流動のコントロールが欠かせません。今回の制作体験では、受講者の方が強いこだわりをもって挑戦され、その結果、まるで海の底から光が差し込むような美しいテーブルが誕生しました。

グラデーションを作ることの難しさ

レジンは“流れてしまう”という宿命

レジンテーブル用のエポキシレジンは、ゆっくりと硬化していく性質を持っています。
これは深く透明な仕上がりを実現するためには欠かせない特性ですが、一方で「思い通りの場所に色を留めることができない」という難しさもあります。たとえば、ブルーのレジンを注いでも、時間の経過とともに自然に流れ、色が広がり、境界が曖昧になります。

そのため「グラデーションで渦巻きのように混じり合ってほしい」と思っても、硬化までに混ざりすぎてしまい、結果として全体が均一な色合いに落ち着いてしまうことが多いのです。

レジンテーブル制作体験で注ぎ込み直後のブルーグラデーションレジン
レジンを注ぎ込んだ直後の状態。硬化が始まる前に自然な流れを生かし、海のような深いブルーが広がる瞬間です。

コントロールできるのは“わずかな時間”

レジンを流し込んだ瞬間から硬化が始まります。そのため、色の流れや深さを操れるのはほんの数分から十数分程度。温度や湿度によっても変化するため、まさに“一発勝負”の世界です。
今回の制作体験でも、受講者さんは何度もシミュレーションを重ね、グラデーションが理想的な位置に留まるよう、硬化速度の異なるレジンを組み合わせて挑戦しました。

速硬化レジンで描く、理想のブルー

グラデーション部分だけに異なる硬化レジンを使用

通常のレジンではグラデーションを維持することが難しいため、今回は部分的に「硬化の早いタイプのレジン」を採用。

完成したレジンテーブルのダークブルーからクリアへのグラデーションと木の杢目
深いダークブルーから透明に溶け込むようなグラデーション。ウォールナットとメープルの杢目が調和し、世界に一つだけの風景が完成しました。

まず、全体のベースを透明レジンで流し込み、その中にダークブルーを注入。境界部分では速硬化レジンをブラシのように使って“描く”ことで、自然な混ざりと明確な境界を両立させました。
このテクニックはプロでも難しく、硬化時間を読み違えると境界がぼやけたり、気泡が入ったりするリスクがあります。まさに職人技の領域です。

火の力で気泡を除去し、透明度を高める

流し込み後には、バーナーで表面の気泡を除去します。
この作業は単なる見た目の美しさだけでなく、グラデーションの境界線を際立たせる重要な工程。
温度を上げすぎると硬化が早まりすぎるため、わずかな距離と時間を感覚で調整しながら作業を進めました。受講者の方の集中力と丁寧な手さばきが印象的でした。

完成したテーブルは“海を閉じ込めたような美しさ”

木とレジンが作り出す唯一無二の風景

完成した作品は、まるで海岸線を上空から眺めたような風景。
ウォールナットの深いブラウンが海底のように沈み込み、中央のブルーから透明へのグラデーションがまるで波打ち際のように見えます。
木目とレジンが自然に溶け合い、人工物でありながら有機的な表情を持つ――それがレジンテーブルの最大の魅力です。

硬化中のレジンテーブルに映り込む作り手の姿とブルーの透明感
ゆっくりと硬化していくレジン。作業場の光と作り手の姿が映り込み、作品に命が宿る瞬間です。

受講者のこだわりが生んだ作品

今回の制作では「絶対にこのブルーにしたい」という強い意志がありました。
エコロキアの講師陣は、受講者の思いを形にするため、材料の粘度や色素濃度、照明の角度まで丁寧にサポート。
結果として、思い描いた通りのグラデーションが完成し、ご本人も感動の表情を見せていました。
この瞬間こそが、レジンテーブル制作体験の醍醐味だといえます。

関西で本格的なレジンテーブルを体験できる場所

奈良アトリエで行うエコロキアの制作体験

エコロキアでは、奈良県御所市のアトリエを中心にレジンテーブル制作体験を開催しています。
初心者でも安心して参加できるよう、4回構成のカリキュラムで、木材選びから研磨・塗装までを体験可能です。
一枚板のテーブルはもちろん、スツールサイズやインテリアプレートなど、小さな作品も制作できます。
また、今回のように「グラデーション」「波」「宇宙」「川」など、テーマを決めて挑戦する参加者も増えています。

出張ワークショップも受付中

企業のチームビルディングやイベント向けに、出張でのワークショップ開催も可能です。
6畳ほどのスペースがあればどこでも実施でき、材料・工具・安全管理までエコロキアがすべて対応。
関西一円はもちろん、東京・名古屋などへの出張実績もあります。
「社員で協力して一つのテーブルを完成させる」体験は、ものづくり以上にチームの一体感を生み出します。

エコロキアが大切にしていること

エコロキア株式会社(Ecoloquia Inc.)は、単に家具を作る会社ではありません。
私たちは「不便を楽しむ」というコンセプトのもと、手をかけて育てるモノづくりを大切にしています。
レジンテーブルもその象徴のひとつ。時間をかけ、失敗と発見を繰り返しながら、自分の手で形を作る――その過程こそが最大の価値です。
便利な時代だからこそ、“不便を楽しむ贅沢”を多くの方に体感してほしいと思っています。

世界にひとつだけのレジンテーブルを作ってみませんか?

あなたの想像の中にある「理想の色」や「流れる形」を、エコロキアのアトリエで形にしてみませんか。
今回のようにブルーのグラデーションを表現することも、金箔や石、布、ドライフラワーを閉じ込めることも可能です。
必要なのは、少しの好奇心と創造力だけ。
エコロキアが全力でサポートします。
世界にひとつしかない作品を、自分の手で作る感動を、ぜひ味わってください。

自分の感性を、レジンで形にしよう

レジンの中に流れる色、そのグラデーションはまさに“自分の感性のかたち”。
エコロキアのレジンテーブル制作体験では、木とレジンが混ざり合う瞬間を間近で感じながら、世界にひとつだけのテーブルを完成させます。
初心者でも講師が丁寧にサポートしますので、安心してご参加ください。
あなたの手で、思い描いたブルーを形にしてみませんか?