昨日、第3回目となる受講者様のレジンテーブル制作ワークショップを開催しました!
第1回「木材選び」
第2回「レジン注入」
今回も個性豊かな作品が次の工程へと進み、それぞれのレジンテーブルが完成に向けて着々と形を成してきました。
今回のハイライトは、「泡との闘い」 そして 「研磨の美学」。
特にレジンの注入作業では、思わぬ泡の発生に苦戦する場面もありましたが、皆さん真剣に取り組み、それぞれの作品をより美しく仕上げるために奮闘しました。さて、参加者の皆さんの進捗を詳しく見ていきましょう!
【柳さん&舞さんペア】欄間×クリア
欄間でつくるレジンテーブル、泡との闘い
古い欄間を活用してレジンテーブルを制作中の柳さん&舞さんペア。レジンの注入を2回に分けて行うことで、より奥行きのあるデザインを目指しています。今回は、前回の注入後に固まった部分の上からクリアのレジンを流し込みました。しかし、ここで試練が…!
レジンを流し込むと、気泡がどんどん浮いてくる!
バーナーを使って泡を消していくのですが、まるで「もぐら叩き」のように次々と浮き上がる泡に四苦八苦。

「これ、永遠に消えないんじゃ…?」
そんな冗談を交えながらも、息を合わせてバーナーを駆使し、最終的には綺麗に仕上げることができました!次回は裏面の研磨の工程へと進みます。
【矢内さん】スポルテッドトチノキ×グリーン~イエローグラデーション
トチノキ×グラデーションレジン、深みのある表情に
トチノキを使った矢内さんの作品は、今回で2回目のレジン注入。前回の工程では、ライトグリーンからイエローへと美しいグラデーション を作りましたが、そこに今回、透明なレジンを重ねることで一気に深みが増しました。

「おぉ、色がグッと締まった!」
レジンの層が増えることで光の屈折が変わり、単なる色の変化だけでなく、奥行きや透明感が生まれました。この変化に矢内さんも嬉しそう!次回はいよいよ研磨作業。どこまで透明度を高められるかが勝負です!
【塚田さん夫妻】モンキーポッド×ブラック
モンキーポッド×研磨の美学、仕上げに向けて
モンキーポッドを使ってレジンテーブルを作成している塚田さん夫妻。事前に工場で表裏を削って厚みを整えて、いよいよ研磨の工程へと突入しました!レジンの透明度を高めるため、サンドペーパーの番手を細かく変えながら慎重に研磨。

最初は少し曇っていた表面が、徐々に光を反射し始めると、お二人の目の色も変わります。
「ここ、もう少し」
「そこにもまだ曇っているところがある」
と息の合った二人三脚で、じっくりと丁寧に磨き上げていく姿が印象的でした。
【岡部さん】ハゼノキ×シルバーグレー
ハゼノキ×レジンテーブル、完成間近!
ハゼノキを使って小ぶりなレジンテーブルを制作中の岡部さん。サイズがコンパクトな分、作業が他の皆さんよりも早く進んでおり、今回の工程ではほぼ仕上がりに近い状態になりました。

特に、研磨作業でどんどん透明感が増していく様子が美しく、
「おぉ、これはすごい!」
と周りの皆さんも注目。

あと少しで完成ということで、次回はいよいよ最終仕上げに入ります!
今回のワークショップのポイント
- 泡との闘いに奮闘しながらも、美しく仕上げた柳さん&舞さんペア
- グラデーションに深みを増した矢内さん
- ご夫婦で息を合わせながら研磨に挑んだ塚田さん夫妻
- いち早く仕上がりに近づいた岡部さん
それぞれの個性が光るレジンテーブルたち。次回のワークショップでは、さらに仕上げの段階へと進みます!
果たして、どんな完成形になるのか…?
次回の開催も楽しみです!