先月からグループでご参加して頂いている皆様のレジンテーブル制作ワークショップ、その第2回目が開催されました!
第1回目では、参加者の皆様にそれぞれお好みの木を選んでいただきました。木目の美しさや、素材の持つ個性に触れながら、「どんなテーブルに仕上げようか?」とワクワクしながらの作業でしたね。
そして迎えた今回の第2回目。いよいよレジンの色を決め、流し込むという一番クリエイティブな工程に取り組んでいただきました。
カラー選びは個性が光る瞬間
木の選択だけでなく、その間を埋めるレジンのカラーによって、テーブルの印象は大きく変わります。単に「好きな色」を選ぶのではなく、選んだ木に合う色を慎重に考え、個々のセンスが発揮される重要なプロセスです。
今回のワークショップでは、参加者の皆さんがそれぞれ異なるアプローチで色を選び、こだわりのレジンテーブルを形にし始めました。
参加者の皆さんの作品をご紹介!
岡部さん:黄色味のあるハゼノキを使用。対照的なパールブラックのレジンを流し込み、シックでモダンな仕上がりを目指しました。

矢内さん:スポルテッド杢が美しいトチノキをなんと4枚並べるという大胆なデザイン。選んだレジンの色はグリーンで、木の自然な風合いを引き立てる仕上がりに。

塚田様ご夫妻:モンキーポッドを使用し、王道のブラックのレジンを選択。落ち着いたトラディショナルな雰囲気を演出。

柳さん & 舞さんペア:珍しい欄間を使ったレジンテーブルに挑戦。淡いグリーンのレジンを流し込み、和の雰囲気を活かしながらもモダンなデザインに。

どの作品も、それぞれの個性が存分に発揮された美しいデザインになりそうです。
レジンの流し込み & バーナー処理
色が決まったら、慎重にレジンを流し込む作業へ。気泡が入らないようにゆっくりと流し込み、最後にバーナーで細かな気泡を取り除いていきます。細かな調整が必要なため、皆さん緊張しながらの作業でしたが、全員無事にこの工程を終えました!
いよいよ次回は研磨作業
レジンが完全に硬化するまで、ここから約1ヶ月の乾燥期間を設けます。そして次回、3月のワークショップでは、いよいよ研磨作業に取り掛かります。
研磨作業では、表面の凹凸を整え、ツルツルの滑らかな仕上がりにすることで、レジンと木の境目をより一層美しく見せることができます。この仕上げ作業によって、テーブルの印象が大きく変わるため、最もワクワクする工程の一つです。
完成まであと一息!
ここまで来ると、「早く完成させたい!」という気持ちが高まりますね。でも、焦らずじっくりと仕上げていくことが、理想のテーブルを作る鍵。次回の研磨作業で、さらに魅力的なレジンテーブルへと仕上げていきましょう。
完成までもう少し。皆さん、次回も楽しみながら頑張りましょう!