作品集カイヅカイブキレジンテーブル樹種

奈良県産カイヅカイブキを“入江”に見立てたレジンテーブル|NHK「ならナビ」生放送に向けた特別作品

奈良県産カイヅカイブキを入江の形にくり抜き、ブルーグリーンのレジンを流し込んだレジンテーブルの天板。型枠の中で硬化途中の様子。 作品集
ならナビの生放送で使用するために制作したレジンテーブル。個性的な木目が魅力のカイヅカイブキを“入江”に見立て、ブルーグリーンのレジンをたっぷり流し込みました。生放送では、このレジンの上に波を描き込む予定です。

NHK「ならナビ」出演が決定。特別仕様のレジンテーブルを制作へ

エコロキアのレジンテーブルづくりを全国へ発信

エコロキアは、2024年11月27日にNHK奈良の情報番組「ならナビ」で、生放送のレジンテーブル制作企画を担当することが決まりました。

番組内では、実際にレジンを流し込む工程や、硬化したレジンに“波”を描き込む繊細な技法を紹介する予定です。せっかくの生放送ということもあり、今回は特別仕様として「奈良県産の木材を使ったレジンテーブル」をテーマに作品づくりをスタートしました。
奈良といえば歴史的に木材文化が深く、カイヅカイブキを中心とした地元産材には独特の個性があります。その魅力をテレビでもしっかり伝えたいという思いから、今回の材料選びやデザインに至っています。

奈良県産カイヅカイブキを“入江”に見立てるという着想

今回使用したカイヅカイブキは、奈良県で育った素材ならではの緻密な木目と色の濃淡が特徴です。エッジの部分は自然の地形のように切り出し、その凹凸を“入江”の形としてデザインしました。
レジンテーブルの制作では木材の割れや節をどう生かすかが重要ですが、カイヅカイブキは独特の湾曲した木目が美しく、レジンと組み合わせることで水辺の風景のような世界観が生まれます。今回はその魅力を最大限に引き出すため、ブルーグリーンのレジンを流し込み、海のような深い色を演出しています。

ブルーグリーンのレジンとマイカカラーで描く“入江のグラデーション”

マイカカラーを2色使用した奥行きのある色表現

レジンの着色には、光沢の強いマイカカラーを2色ブレンドし、奥行きのあるグラデーションを作り出しました。

ブルーグリーンのレジンが広がる入江形状と、カイヅカイブキの温かみある木肌が調和したレジンテーブル天板の全景。
ブルーグリーンのレジンにマイカの光沢が混ざり合い、穏やかな水面のような表情が完成。ここに生放送当日、レジンの波を描き込み、さらに立体感ある海のシーンへと仕上げていきます。

ブルーグリーンをベースに、ほんのりとブルーシルバーを加えることで、水底に光が差し込むような立体感が生まれています。一般的な単色のレジンとは違い、動きを付けながら注ぎ込むことで表情が変化し、海や湖の“ゆらぎ”のような質感を再現できます。

レジンの透明度や粘度は温度によって変化するため、今回も気温を見ながら数回に分けて着色・注入を行いました。

入江の形状に合わせたレジンの流し込み技法

入江に見立てたくぼみは、木材の自然な曲線を生かしながらルーターとサンダーで削り出しています。この地形に沿うようにレジンを流し込むことで、自然の地形を模したレジンテーブルが完成します。

カイヅカイブキの複雑な木目に沿って、マイカカラーのグラデーションが入ったブルーグリーンのレジンが美しく硬化している様子。
入江部分には光沢の強いマイカカラーを2色ブレンドし、深みのあるグラデーションを表現。レジンが硬化するにつれて、まるで本物の入り江のような奥行きが生まれています。

今回は番組で“波を描く工程”を行うため、あえて表面を平滑に整えすぎず、光を拾う細かな表情を残しています。硬化後には波のレジンを重ねて立体感を加える予定で、この工程は生放送のメインになる部分でもあります。視聴者の方にもレジンの奥深さがしっかり伝われば嬉しいです。

奈良県産の木材を使う意味と、カイヅカイブキの魅力

カイヅカイブキならではの色合いと木目の美しさ

カイヅカイブキは、奈良の住宅地や寺社の境内でもよく見られる日本の風景に馴染んだ樹種です。赤身と白太のコントラストが美しく、木目が波のように流れているためレジンとの相性が非常に良い素材です。

今回使用した材も、自然が生み出した曲線が特徴的で、入江のラインを削り出す際にその個性が非常に活きました。丸太そのものの表情を残しながらレジンと融合させることで、市販の均一な素材では出せない“自然の風景”としてのテーブルが完成します。

奈良県産材を使うことで生まれる地域とのつながり

NHK奈良の番組ということもあり、今回は「奈良×レジン×クラフト」というテーマを意識しています。奈良県産材の良さは、地元の気候で育った力強さや、昔から建材として愛されてきた安定性にあります。エコロキアとしても、ただレジンテーブルを作るのではなく、その土地に根付く木材を使うことで、奈良の魅力をもう一歩深く伝えたいと考えています。今回の作品は、奈良とレジンアートの魅力を掛け合わせた新しい提案でもあります。

テレビで紹介する“波のレジン”とは?

光と影を使った立体的な波表現

生放送で披露する予定の「レジンで描く波」は、透明レジンとホワイトレジンを使い分け、数層に重ねながら作る立体的な技法です。
波の先端は白く濃く、奥に行くにつれて透明感を増すように計算しながら描きます。これにより、海が寄せては返す瞬間のきらめきをテーブルの上で再現できます。テレビでは短時間での工程となりますが、実際は硬化時間との勝負でもあり、レジンの扱いに慣れていないと難しい技法でもあります。

番組を観るとレジンテーブルの奥深さが分かる内容に

レジンテーブルに興味はあっても、「どうやって作っているの?」と疑問を持っている方は多いと思います。今回の生放送では、レジンの着色・注入だけでなく、木材との境界のつくり方や波の描き方など、普段の制作現場でしか見られない工程をお見せできる機会です。
ものづくりが好きな方、自然素材が好きな方、DIYに興味がある方にとって、必ず楽しんでいただける内容になります。

レジンテーブル制作体験の魅力も番組で紹介予定

誰でも挑戦できる“本物のレジンテーブルづくり”

エコロキアでは、奈良のアトリエを中心にレジンテーブル制作体験ワークショップを開催しています。初心者の方でも本格的なテーブルを作れるよう、木材選びからレジンの調色、注入、研磨、仕上げまで丁寧にサポートしています。今回のテレビ出演を通じて、「レジンテーブルって難しそう」というイメージが変わり、自分だけの家具を作ってみたいという方が増えれば嬉しいです。

完成後も長く使える“世界にひとつの家具”

制作体験で完成したレジンテーブルはそのままご自宅で使用でき、インテリアとしても、アート作品としても存在感を放ちます。無垢材は使うほど味わいが深まり、レジンは透明度を保ちながら長く美しさを楽しめます。今回のカイヅカイブキの作品のように、木材の個性を生かす設計は、制作体験でも非常に人気のスタイルです。

世界にひとつのテーブルを、自分の手でつくってみませんか?

レジンテーブルづくりは、ただのDIYではありません。
無垢材を選ぶところから、レジンの色づくり、流し込み、研磨、仕上げまで——
ものづくりの楽しさと達成感を丸ごと味わえる“本物の体験”です。
エコロキアのワークショップは初めての方でも安心。職人が横に付き、失敗しやすいポイントやプロのコツを丁寧にレクチャーしながらあなたのペースに合わせて作品づくりをサポートします。
完成した作品は、そのままご自宅のテーブルとして末永く使える特別な一枚。
思い出としても、インテリアとしても価値のある体験です。

📺 続きはぜひ NHK「ならナビ」 を観てね!

NHK奈良「ならナビ」では、
✔ レジン注入の裏側
✔ マイカカラーのグラデーションづくり
✔ 波を描くレジンワークの生実演
✔ 奈良県産カイヅカイブキの魅力

をたっぷり紹介します。

テレビの前でお待ちいただければ嬉しいです!

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