NHK生放送から生まれたレジンテーブル制作の一枚
生放送の現場で流し込まれたブルーとパール
先日のNHK生放送では、エコロキアの工房で実際にレジンを流し込む様子をご紹介しました。
その際、先輩方が流し込んでくださったのが、深みのあるブルーと、光を受けて表情を変えるパール顔料を組み合わせたスカイブルーのレジンです。

同じ色味でも濃淡が生まれ、まるで水面や空のような奥行きを感じられる仕上がりになりました。
生放送という限られた時間と緊張感の中で行われた作業でしたが、色の選定や流し込みのバランスには細心の注意が払われました。単なるデモンストレーションではなく、最終的に家具として完成させる前提の工程であることが、エコロキアの制作姿勢です。
無事に硬化を迎えたレジンの状態
レジンテーブル制作において、流し込みと同じくらい重要なのが「硬化」の工程です。温度や湿度、厚みの条件によっては硬化不良や気泡の発生につながるため、慎重な管理が欠かせません。
今回のレジンは、十分な養生期間を経て無事に硬化しました。透明感を保ちつつ、ブルーからスカイブルーへと移ろうグラデーションが美しく現れ、生放送での一瞬の作業が確かな形として残っています。
600×300mmというサイズが持つ可能性
サイドテーブルとして扱いやすい寸法
今回制作したレジンテーブル天板のサイズは600×300mm。

カイヅカイブキ特有の動きのある木目が、レジンの透明感をより引き立てています。
サイドテーブルとして非常に扱いやすい寸法で、ソファ横やベッドサイド、玄関スペースなど、さまざまなシーンで活躍します。大きすぎず、小さすぎないこのサイズは、レジンテーブルを初めて取り入れる方にも選ばれやすく、空間に程よいアクセントを加えてくれます。重量や取り回しの面でも無理がなく、実用性とデザイン性のバランスが取れたサイズと言えます。
制作体験ワークショップで人気の理由
エコロキアが開催しているレジンテーブル制作体験ワークショップでも、この600×300mmサイズは特に人気があります。初めてレジンに触れる方にとって、制作工程を一通り体験できるちょうど良いサイズであり、完成後のイメージもしやすいからです。
テーブルとして使うだけでなく、アート作品として壁に立てかけたり、棚に飾ったりする方も多く、「自分で作った作品をどう楽しむか」という想像が広がる点も支持されています。
カイヅカイブキという素材の魅力
個性的な木目と動きのある表情
今回のレジンテーブルには、カイヅカイブキという非常に個性的な木材を使用しています。
カイヅカイブキは木目の動きが強く、直線的ではない自然な曲線が特徴です。そのため、レジンと組み合わせた際に、人工素材であるレジンの直線的な美しさと、天然木の有機的な表情が対比され、独特の存在感を生み出します。無垢材ならではの一枚ごとの違いが、作品を唯一無二のものにしています。
レジンとの相性が生む表現の幅
カイヅカイブキは色味の変化も豊かで、レジンの色を受け止める力のある素材です。
今回のようなブルー系のレジンを合わせることで、まるで水辺や空を思わせるような表情が生まれます。エコロキアでは、木材を単なる土台としてではなく、レジンと対等な表現要素として捉えています。その考え方が、完成後の奥行きや立体感につながっています。
グラデーションレジンが生み出す奥行き
単色では出せない表情
今回のレジンは、ブルーとパールを組み合わせたグラデーション仕上げです。

600×300mmのサイドテーブルサイズで、個性的なカイヅカイブキの木目と透明感のあるブルーの対比が印象的な一枚です。
単色のレジンでは均一な美しさは出せますが、グラデーションにすることで、見る角度や光の当たり方によって表情が変化します。濃いブルーからスカイブルーへと自然につながる色の流れは、まるで水面や空を切り取ったかのような印象を与えます。
硬化後に完成するデザイン
レジンは流し込んだ瞬間が完成ではありません。
硬化して初めて、色の重なりや奥行きがはっきりと現れます。今回のレジンも、硬化後に改めて見ることで、内部に揺らぎのある表情が生まれていることが確認できました。制作工程の中で、この「完成までの時間」を大切にすることが、レジンテーブルづくりの品質を左右します。
これからの工程とレジンテーブル制作体験へ
四方の調整と研磨という重要な仕上げ
現在の状態は、型から外した直後の段階です。
ここから四方を整え、段階的に研磨を行うことで、レジンと木材の境界をなめらかに仕上げていきます。研磨の工程は、見た目の美しさだけでなく、手触りや耐久性にも直結する重要な作業です。エコロキアでは、この仕上げ工程に特に時間をかけ、長く使えるレジンテーブルとして完成させています。
体験だからこそ伝わるものづくりの楽しさ
レジンテーブル制作体験ワークショップでは、今回のようなサイズ感や工程を実際に体験することができます。完成品を購入するだけでは分からない、素材の扱い方や色の選び方、仕上げの大切さを体感できるのが魅力です。テーブルとして使うだけでなく、アートとして空間を彩る作品を自分の手で作る。その体験こそが、エコロキアが大切にしている価値です。


