荒々しさと静けさの共存 オーク×ブラックレジンのラウンドテーブルが生み出す新しい重心

オークの荒々しい木目とブラックレジンが入った丸型レジンテーブル 別角度からの外観 納品事例
荒々しいオークの表情に、静かに流れるブラックレジンが空間に重心をつくります。

オーク×ブラックレジンという選択

オーク無垢材の力強さとは何か

オークは無垢材の中でも木目がはっきりと現れ、年輪の表情が豊かな樹種です。
板目では大胆なうねりが出て、柾目では整った縞模様が現れます。今回のラウンドテーブルでは、中心に向かって流れるような木目が空間に動きを生み出しています。

無垢オークの魅力は、均一ではないことにあります。節や濃淡、わずかな割れも含めて自然の痕跡であり、その個性が一点ものの価値をつくります。既製品の突板では表現できない奥行きと質量感が、空間の印象を根本から変えます。

ブラックレジンがもたらす設計的な意味

ブラックレジンは単なる装飾ではありません。
オークの荒々しさを視覚的に引き締め、全体のバランスを整える役割を持っています。

オーク材の木目とブラックレジンの境界部分をクローズアップしたラウンドレジンテーブル
力強いオークの表情と、艶のあるブラックレジンの対比が美しいディテールです。

黒は空間に重心をつくる色です。中央に流れるブラックレジンが視線を集め、ラウンド形状をより印象的に見せます。透明レジンとは違い、内部を見せない黒はモダンで静かな存在感を放ちます。無垢材の温かみと、レジンの硬質な質感が対比することで、ナチュラルとモダンが共存するデザインが成立します。

ラウンドテーブルという形状の意味

円形が生む心理的な効果

ラウンドテーブルは角がないため、空間に柔らかさをもたらします。

オーク無垢材とブラックレジンのラウンドテーブル 室内展示風景 黒脚仕様
無垢オークの温かみとブラックレジンのモダンさが融合した一点もののラウンドテーブルです。

直線的な家具が多い室内において、円形は視覚的な緊張を和らげます。
家族や友人が囲んだときも、自然と視線が交わりやすく、コミュニケーションの中心になります。オークの力強い木目とブラックレジンのコントラストが強いからこそ、形状は円形にすることで全体の印象を整えています。デザインは素材だけでなく、形との組み合わせで完成します。

黒脚との統一感

脚部にはブラックのアイアン脚を採用しています。
天板のブラックレジンと色味を揃えることで、上下のバランスが取れます。脚が細身であるため、天板の存在感がより強調されます。ラウンド天板と直線的な脚の対比もデザインのポイントです。無垢材とレジンの組み合わせは、脚の選び方ひとつで印象が大きく変わります。エコロキアでは天板だけでなく、脚との調和まで含めて設計しています。

制作工程で重視していること

無垢材の状態を読む

オークは比較的安定した樹種ですが、それでも含水率や乾燥状態によって動き方は異なります。レジンを流し込む前に、木の状態を確認し、必要な下処理を施します。
ここを怠ると、完成後の反りや割れにつながる可能性があります。

無垢材とレジンは異なる素材です。だからこそ、双方の特性を理解した上で組み合わせる必要があります。僕は工程の見えない部分こそ、品質を左右すると考えています。

レジンの層と温度管理

ブラックレジンは温度の影響を受けやすい素材です。
特に冬場は硬化速度が遅くなるため、室温管理が重要になります。一度に大量に流すのではなく、状態を見ながら層を重ねることで、気泡や歪みを抑えます。焦らず時間をかけることが、透明感と強度を両立させる鍵です。仕上がりの艶やかさは、こうした地道な工程の積み重ねによって生まれます。

空間との相性と選び方

モダン空間との相性

ブラックレジンを組み合わせたオークテーブルは、グレーやブラックを基調としたモダン空間と相性が良いです。

オーク無垢材とブラックレジンを組み合わせたラウンドレジンテーブルの全体像 屋外で撮影された丸テーブル
荒々しいオークの木目と、中央を流れる洗練されたブラックレジンが印象的なラウンドテーブルです。

石やモルタル、アイアン素材とも調和しやすく、空間に深みを与えます。木の温かみがあるため、無機質になりすぎない点も特徴です。デザイン性の高い住宅や店舗にも採用しやすい構成です。

ナチュラル空間でのアクセント

一方で、明るい木の家具が中心のナチュラル空間では、ブラックレジンがアクセントになります。空間に締まりをつくり、全体の印象を引き上げます。ラウンド形状のため主張が強すぎず、自然に溶け込みます。無垢材を活かしながら、少しだけモダンな要素を加えたい方には適した選択です。

既製品との違いと一点ものの価値

同じものは二度とできない

無垢オークの木目は一本ごとに異なります。
節の位置や色の濃淡、レジンの流れ方もすべて唯一です。同じデザインであっても、まったく同じテーブルは生まれません。この唯一性が一点ものの価値です。量産品にはない物語が宿ります。

長く使うための判断基準

レジンテーブルは見た目だけでなく、使い方や設置環境も重要です。
直射日光の有無や床暖房との関係、日常のメンテナンス方法など、事前に確認すべき点があります。無垢とレジンの特性を理解した上で選ぶことで、後悔のない選択につながります。エコロキアでは、デザインだけでなく、使用環境まで含めてご提案しています。

よくある質問

Q
ブラックレジンは傷が目立ちますか?
A

ブラックは光の当たり方によって細かな傷が見えることがありますが、適切な使用とお手入れで美観を保てます。必要に応じて再研磨によるメンテナンスも可能です。

Q
オークは経年変化しますか?
A

オークは時間とともにやや深みのある色へと変化します。ブラックレジンとのコントラストも穏やかになり、より落ち着いた印象になります。

Q
サイズ変更は可能ですか?
A

直径や高さ、レジンの幅などの調整は可能です。設置場所や用途に合わせてオーダー対応いたします。

Q
重さはどのくらいですか?
A

無垢オークを使用しているため、一般的な合板テーブルより重量があります。設置場所や搬入経路は事前に確認が必要です。

Q
メンテナンス方法は?
A

基本は乾拭き、もしくは固く絞った布での清掃です。強い薬剤は避けていただくことで、長く美しい状態を保てます。

あなたの空間に、この重心は必要ですか?

荒々しいオークの表情と、洗練されたブラックレジン。
この対比が、空間の中心にあるとしたらどんな景色になるでしょうか。

サイズや樹種のご相談からでも構いません。
僕が伴走しながら、あなたの空間に合う一点を一緒に考えます。