岐阜県から参加された制作体験
ついに完成した一枚
岐阜県からお越しいただいた制作体験。長い工程を経て、ついに完成を迎えました。
レジンの中央には、まるで金の川が流れるようなデザイン。両サイドの瘤杢が力強く、それでいて上品な存在感を放っています。制作体験に参加されていた他の皆様からも「憧れの一枚」と言われるほどの完成度でした。
レジンテーブルは、材料が良いだけでは完成しません。
流し込み、硬化、荒削り、研磨、最終仕上げ。ひとつでも手を抜けば、この透明感は生まれません。今回はその全工程を、しっかりと積み重ねた一枚です。
ゴールドが流れるデザインの存在感
写真ではなかなか伝わらないのが、このゴールドの揺らぎです。

光を受ける角度によって表情が変わり、まるで内部で流れているかのように見えます。単なる顔料の着色ではなく、透明レジンの奥行きの中に溶け込ませるようにデザインしています。
制作体験では、色の選択も参加者ご自身が決めます。今回のゴールドは派手すぎず、それでいて確実に空間の主役になる色味。完成後、工房内でもひときわ目を引く存在となりました。
#40から#5000へ──研磨工程のリアル
荒削りから始まる地道な作業
完成した姿だけを見ると滑らかですが、スタートは#40の荒削りです。ここでは段差を落とし、レジンと木の高さを揃えます。この工程は体力も集中力も必要です。削りすぎれば形が崩れ、足りなければ後工程で苦労します。

レジンは硬く、木は柔らかい。その違いを理解しながら、均一に削っていく必要があります。ここを丁寧に行うことで、後の透明感が決まります。派手さはありませんが、最も重要な工程のひとつです。
番手を上げていく意味
#40から始まり、#80、#120、#240、#320、#400、#600、#800、#1200、#1500、#2000、#3000、そして#5000へ。番手を段階的に上げていくことで、細かな傷を消していきます。この工程を飛ばすことはできません。

#5000まで上げることで、レジンの内部が透けるようになります。その後、コンパウンドで仕上げることで鏡面に近い艶が生まれます。映り込む光と木目の立体感が、ここで初めて完成します。
制作体験でしか得られない価値
自分で磨いたからこその愛着
既製品を買うのではなく、自分で削り、磨き、触れたテーブル。完成した瞬間の表情は、販売品とはまったく違います。時間をかけた分だけ、思い入れが生まれます。
制作体験は、単なるワークショップではありません。素材と向き合い、自分の手で空間の主役をつくる時間です。今回のゴールドデザインは、その象徴のような一枚でした。
作品が他の参加者の刺激になる
今回のテーブルは、他の参加者の方からも「いつかあんなデザインに挑戦したい」と言われる存在になりました。制作体験は、一人で完結するものではありません。お互いの作品を見ることで刺激を受け、挑戦が生まれます。
工房の空間には、完成したテーブルの輝きと、制作中の緊張感が共存しています。その中で生まれる一枚一枚が、次の挑戦へと繋がっていきます。
よくある質問
- Qレジンテーブル制作体験は初心者でも参加できますか?
- A
はい、可能です。木材の選定から流し込み、研磨まで段階的にサポートします。機械の扱いも丁寧に説明しますので、未経験の方でも安心して参加できます。
- Q研磨はどこまで自分で行いますか?
- A
荒削りから高番手研磨まで、基本的にはご自身で行います。危険を伴う工程や最終仕上げの微調整はサポートしますが、主体は参加者です。その分、完成時の達成感は格別です。
- Q制作期間はどのくらいかかりますか?
- A
全4回構成が基本です。流し込み後の硬化期間が必要なため、数週間かけて完成します。工程ごとに集中して取り組めるスケジュール設計になっています。





