【希少樹種】ライチの木で作るレジンテーブル|果樹材ならではの力強い杢目とブラックレジンの魅力

ライチ材一枚板レジンテーブル ブラックレジン フルカバー仕上げ エコロキア製作 納品事例
エコロキアで製作したライチ材のレジンテーブル。果樹特有の力強い杢目にブラックレジンを組み合わせ、天板全面をレジンで覆うフルカバー仕上げで北海道のお客様へ納品しました。市場に出回ることが少ないライチ材ならではの存在感があります。

ライチの木で作るレジンテーブルという選択

エコロキアではこれまで様々な樹種でレジンテーブルを製作してきました。ウォルナット、モンキーポッド、ポプラ、オークなど、レジンと相性の良い樹種は多く存在します。

しかし今回ご紹介するテーブルは少し特別です。使用した木材はライチの木。果物としてはよく知られていますが、木材として目にする機会はほとんどありません。

このレジンテーブルは、北海道のお客様からオーダーをいただき、ライチ材とブラックレジンを組み合わせたフルカバー仕上げで製作しました。力強い杢目と深みのある色合いが特徴で、レジンテーブルとしても非常に存在感のある仕上がりになっています。

ただし、このライチ材は市場にほとんど流通しておらず、今後同じような材料が入る可能性はかなり低いかもしれません。

今回は、そんな珍しい果樹材「ライチ」の魅力と、レジンテーブルとしての可能性についてご紹介します。

ライチの木材とはどんな樹種なのか

果物として有名でも木材としてはほとんど流通しない

ライチといえば、甘くて香りの良い果物として知られています。中国や東南アジアでは古くから栽培され、日本でも輸入果物として見かけることがあります。

しかし、木材としてのライチはほとんど流通していません。その理由は非常にシンプルで、果樹は基本的に木材利用を目的として栽培されないからです。

果樹は果実の収穫を目的として育てられるため、ある程度の年数が経つと剪定や植え替えが行われます。そのため、家具材として使えるほどの大径木になるケースが非常に少ないのです。

つまりライチ材は、林業として計画的に供給される木材ではなく、偶然市場に出てくることがある程度の非常に希少な木材と言えます。

果樹材ならではの密度の高い杢目

今回使用したライチ材を見てまず感じたのは、杢目の密度の高さでした。

果樹は一般的に成長が比較的ゆっくりで、年輪の幅が細かく詰まる傾向があります。そのため、板にしたときに非常に複雑で豊かな表情を見せることが多いのです。

このライチ材も例外ではなく、

  • 深いブラウンの色味
  • 波打つような杢目
  • 濃淡のコントラスト

が重なり合い、非常に力強い印象を持った一枚板でした。

レジンテーブルにおいては、木の表情が豊かであるほど完成したときの存在感も強くなります。そういう意味でも、このライチ材はレジンテーブルの素材として非常に魅力的な木材でした。

ブラックレジンとの組み合わせ

木の力強さを引き立てるブラックレジン

今回のレジンテーブルでは、木材の中央部分にブラックのレジンを流し込むデザインを採用しました。

レジンテーブルではブルー系のカラーが人気ですが、ブラックレジンには別の魅力があります。それは、木の表情を引き立てる効果です。

ライチ材レジンテーブル 杢目アップ ブラックレジン フルカバー仕上げ
ライチの木は果樹ならではの複雑で密度のある杢目が魅力の樹種です。大径材が少なく市場に出回る機会も限られるため、一枚板として出会える機会は多くありません。ブラックレジンと組み合わせることで木目の力強さが際立つ仕上がりになりました。

ブラックは光を強く反射しないため、木の色や杢目がより際立ちます。特に今回のライチ材のように色味が深い樹種では、ブラックレジンと組み合わせることで非常に落ち着いた雰囲気になります。

結果として、このテーブルは

  • 派手すぎない
  • しかし存在感は強い
  • インテリアとして長く使える

そんなバランスの良い仕上がりになりました。

天板全面を覆うフルカバー仕上げ

このテーブルは、レジンを部分的に流すのではなく、天板全体をレジンで覆うフルカバー仕上げで製作しています。

フルカバーのメリットは大きく3つあります。

  1. 木とレジンの境界が滑らかになる
  2. 水や汚れに強くなる
  3. 光沢のある美しい仕上がりになる

特にレジンテーブルでは、光の反射によって杢目がより立体的に見えるという効果があります。今回のライチ材でも、光の当たり方によって木の表情が大きく変わり、見る角度によってさまざまな表情を楽しめる仕上がりになりました。

果樹の木材が市場に出回らない理由

大径材がほとんど存在しない

ライチに限らず、果樹の木材は基本的に市場に出回りにくいものです。

その最大の理由は、木のサイズです。

果樹は果実の収穫効率を考えて管理されるため、極端に大きく育てる必要がありません。そのため、家具に使えるようなサイズの丸太になることがほとんどないのです。

家具や一枚板テーブルとして使うには、ある程度の直径と長さが必要になります。しかし果樹の場合、その条件を満たす木が非常に少ないため、結果として木材市場に出回る量も少なくなります。

偶然出会う木材

今回のライチ材も、計画的に仕入れたというよりは偶然出会った木材でした。

木材の世界では、こうした偶然の出会いが非常に重要です。いつでも手に入る材料もあれば、今回のように「次はいつ出会えるかわからない材料」もあります。

そのため、今回のライチ材のレジンテーブルは、エコロキアにとっても非常に印象に残る作品となりました。

レジンテーブルは樹種によって表情が変わる

木を知っているからできる提案

レジンテーブルは、単にレジンを流すだけの家具ではありません。

使用する木材によって

  • 杢目
  • コントラスト
  • 雰囲気

すべてが大きく変わります。

エコロキアはもともと無垢フローリングや木材を扱う会社であり、様々な樹種の特徴を理解しています。そのため、レジンテーブルの製作でも木材の個性を活かしたデザイン提案を行っています。

今回のライチ材も、ブラックレジンとの組み合わせによって、木の魅力を最大限に引き出すことができました。

よくある質問

Q
レジンテーブルにはどんな樹種が使われますか?
A

レジンテーブルにはモンキーポッド、ウォルナット、ポプラ、オークなど様々な樹種が使用されます。重要なのは木の個性で、杢目の動きや色のコントラストが強い樹種ほどレジンとの相性が良い傾向があります。エコロキアでは木材の特徴を見ながら、その木に合ったレジンの色やデザインを提案しています。

Q
果樹の木材は家具に向いているのでしょうか?
A

果樹の木材は密度が高く美しい杢目を持つことが多いため、家具材として魅力的なものが多いです。ただし大径材が少なく流通量が少ないため、常に入手できるわけではありません。市場に出回る量が少ないことが、果樹材の希少価値を高めているとも言えます。

Q
ブラックレジンはどんなインテリアに合いますか?
A

ブラックレジンは木材の色を引き立てるため、落ち着いたインテリアやモダンな空間によく合います。ブルー系レジンと比べて主張が強すぎないため、長く使えるデザインとして人気があります。木の表情を楽しみたい方には特におすすめです。

世界に一つだけのレジンテーブルを作りませんか?

レジンテーブルは、使用する木材によって表情がまったく変わります。今回ご紹介したライチ材のように、市場にほとんど出回らない木材に出会うこともあります。

エコロキアでは、木材の特徴を理解したうえで、樹種ごとに最適なレジンデザインをご提案しています。

オーダーメイドのレジンテーブルに興味がある方は、ぜひシミュレーションをご覧ください。