レジンテーブルは最後の仕上げで別物になる
レジンテーブル制作体験に参加された方が制作中のラウンドテーブルが、いよいよ完成に近づいてきました。今回使用した素材はカイヅカイブキの輪切り。
そこに深いブルーのレジンを組み合わせています。
完成イメージは海に浮かぶ島。
あるいは宇宙から見た地球です。
実際に制作を進めていると、参加者の方からよく聞かれる言葉があります。
「本当に透明になるんですか?」
という質問です。
なぜなら研磨直後のレジンは真っ白だからです。初めて見る方は失敗したように感じてしまいます。
でも実はそこからが本番です。
研磨直後のレジンは真っ白になる
失敗ではなく正常な状態
レジンテーブル制作で最も驚かれる工程が研磨です。
鏡のように透明だったレジンをサンダーで削ると、一気に白く曇ります。
初めての方は必ず不安になります。
でもこれは失敗ではありません。
レジン表面に無数の細かな傷が付いている状態だからです。ガラスを紙やすりで擦った状態を想像すると分かりやすいかもしれません。
透明だったものが白く見えます。
今回のラウンドテーブルも研磨直後は海の青さがほとんど見えなくなっていました。
しかし僕たちは慌てません。
次の工程を知っているからです。
トップコートが透明感を復活させる
研磨後に行うのがトップコートです。専用の仕上げ材を塗布すると、細かな傷が埋まり光が綺麗に透過するようになります。
すると真っ白だったレジンが嘘のように透明になります。

今回の作品もまさにそうでした。ブルーのレジンが深い海のような色に変化し、カイヅカイブキの美しい木目が浮かび上がりました。
参加者の方も思わず声を上げるほどの変化です。
カイヅカイブキがまるで島のように見える
普通の木では出せない形
今回使用したのはカイヅカイブキの輪切りです。一般的なレジンテーブルではあまり使われない素材です。
しかし独特なうねりと輪郭があるため、レジンと組み合わせると非常に面白い表情になります。今回の作品では二つの輪切りがまるで島のように見えています。
周囲を囲むブルーのレジンは海そのものです。
木材の赤褐色とブルーのコントラストも非常に美しく、自然界にはないのに不思議と自然に見えます。
世界に一つしか存在しない
工場で量産された家具では絶対に作れません。
同じ木はありません。
同じ形もありません。
同じ木目もありません。
レジンの流れ方も毎回変わります。つまり完成した瞬間に世界で一つしかない作品になります。

これがレジンテーブルの魅力です。
レジンテーブル制作体験だから味わえる感動
買うだけでは体験できない
完成品を購入することもできます。しかし制作体験には別の価値があります。
自分で削る。
自分で磨く。
自分でトップコートを塗る。
だから完成した時の感動が違います。今回参加された方も研磨からトップコートまで全て体験していただきました。

白く曇っていたテーブルが透明になる瞬間は何度見ても感動します。
家族で参加される方も増えている
最近は親子や夫婦で参加される方も増えています。
単なるDIY体験ではありません。
世界に一つしかない家具を作る体験です。
完成したテーブルを見るたびに、その日の思い出も蘇ります。
これが既製品との大きな違いです。
レジンテーブル制作でよくある失敗
焦って完成を急ぐこと
レジンは硬化時間が必要です。途中で無理に進めると失敗します。

気泡が残ったり、表面が波打ったりします。
レジンテーブル作りは意外と待つ時間が大切です。
素材選びを軽視すること
実は一番大切なのはレジンではありません。
木です。
どんな木を使うかで作品の魅力は大きく変わります。今回のカイヅカイブキも普通のホームセンターではまず手に入りません。
素材選びで作品の8割は決まると言っても過言ではありません。
自宅でレジンテーブルを作りたい方へ
最近はYouTubeやSNSを見て、自分でレジンテーブルを作りたいという方が増えています。僕はそれをとても良いことだと思っています。
木材に興味を持つ人が増えるからです。
ただし素材選びを間違えると失敗します。
レジンだけ買っても良い作品は作れません。
木材選びから相談できる相手が必要です。
エコロキアでは完成品の販売だけでなく、木材のみの販売や制作体験も行っています。
自分だけのレジンテーブルを作りたい方はぜひご相談ください。

